はじめに 

 

 日本の文学・文芸や歌謡詞は言葉遊びや弄辞の宝庫である。加えて古来、独自の言語遊戯の分野がもてはやされてきた。こうした背景から文芸遊戯が生み出された。さらなる「ことば遊び」とは、日本文学・文芸と言語遊戯とが合体し創成した知的遊戯文化なのである。

『ことば遊び魔辞句大事典』は、広範な言語遊戯・文芸遊戯を対象にそれらコンテンツを分析し、そのほとんどすべてにわたり体系別に組み上げ、わかりやすい体裁に整えた事典である。よって、そのまま知的遊具として機能する。

本コンテンツは、ご利用者が「読む」「見る」「引く」「知る」「学ぶ」「挑む」そして「遊ぶ」という七つの使い方が出来るように工夫し編成してある。

本文は総計26系統(荻生式区分法)に属する約900の見出し項目と約280点の図表により構成してある。各項目の配列は引きやすい五十音順になっており、さらに全体を26系統ごとに編成し、これらを系統別索引兼用の目次として前付にまとめた。

 内容の充実を目指した結果、本文の一部を作例引用で占めることとなった。利用させていただいた出典も極めて多い。ご協力いただいた関係者の方々に、改めて感謝するしだいである。           弄辞師 荻生待也

 

 

編集方針と凡例 

 

編集の基本方針

 本書は日本語言語遊戯の本格的な総合事典として、大方の要望に応じられるよう立項編成につとめた。単に「引いて役立つ」だけでなく「読んで楽しめる」「言葉遊びの創作が学べる」よう三元目的のもとにまとめてある。

対象とする読者は成人である。言語遊戯の入門者から研究者まで厚い階層、幅広い人たちが利用できる内容にした。

収めた内容は、日本語言語遊戯26系統(荻生方式体系)、延べ約900項目に及び、現在考えられるほとんどの事項(消滅したものも含めて)を網羅してある。すなわち読者は、本書を通じて逆に「こんな言語遊戯もある(あった)のか」「言葉遊びとは、これほど奥が深いものなのか」など、新しい発見をされるはずである。

創案新設の遊戯も少なからず収載した。斬新な言葉遊びの創作に向けて、多くのヒントが得られることであろう。

現在パソコンを利用した言葉遊びもいくつか開発されているが、本書では原則として対象から外してある。理由は言葉遊びの原姿である「エンピツと紙があれば、いつ、どこででも愉しめる」という基本精神にそぐわないからである。すなわち言語遊戯は、万人が共通して楽しむべきものだから。

見出し配列は五十音順

 見出し項目の配列は辞事典編成の原則である五十音順になっている。一覧検索の引きやすさという点で、客観性が高いからである。これに併行して、前見出し項目を26系統ごとに分類再編成したものを目次(総目録)に掲げてある。

 すなわち、語彙からでも系統からでも検索が容易になっている。

系統区分の方針

日本語の言語遊戯の体系はすでに確立されているわけではない。いや、野放しのまま、といってよかろう。言葉遊び関連書の内容を見ても、各編著者が思いのままに系統立てているのが実情である。誰かが将来を見据え、しっかりと道筋をつけなければならない。

本書では言語遊戯の集成経験や慣習的な系統区分を骨子としたうえで筆者の管見を加え、全体系を26系統に編成した。これを「荻生方式体系」と名づけておく。この系統別立項配列により、ことば遊び・文芸遊戯の全体系が整理された形で掌握できるようになっている。

狂歌・新狂歌について

文芸百般のうちでも狂歌は「言葉遊びの宝庫」と断言できる。今でこそ衰退して見る影もないが、だからといって狂歌を軽視したり無視するのは大きな誤りだ。この狂歌の魅力に惹かれた筆者にとって、狂歌の再興は夢に描いているところなのである。

本書では荻生作の「新狂歌」という用語が随所に現れる。新狂歌は古典狂歌を衰退させる原因となった要因を正し、現代向きによみがえらせた新文芸ジャンルの試みである。

表記の方針

●用例(【例】以下)と参考引用文(《参考》以下)の表記は、出典準拠方針に基づくため現代表記に統一してない。当然ながら、古典の表記を現代通則だからと当世風の表記にならしてしまうのは無茶である。古文等には表現上の持ち味というものがあるのに、ただ単に読者に理解されやすいから、という理由で衣装替えしたら、肝心の中身が見えなくなってしまう。ことに言語遊戯に関して、原典表記を尊重するのは内容を正確にとらえる上で必要であり、これのみだりな改変は致命傷になりかねない。また、同一典籍でも原本、写本、類書などの違いにより表記に相違のあることを、あらかじめ承知しておいていただきたい。 

●ただし、原文のままだと理解しにくい文章、あるいはやむを得ず孫引き(再引用)した場合は、表記など部分改変されたままの形で収載してある。

●旧漢字は新漢字に直してある。出典名など固有名詞も例外ではない(萬葉集→万葉集、芥川龍之介→芥川竜之介など)

●難読語などで振り仮名が必要な場合は付けてある。ただし、出典振り仮名にはこだわらない。

●事典類の慣例に従い、人名の敬称は略した。

各項目の基本的構成

本書の各項目は、原則として、

  項目見出し/ふりがな

  解説文

  【例】(用例)

を基本構成とし、さらに適宜に、

  《参考》引用文等

を付けてある。

見出し項目について

●見出しの項目用語は、言語遊戯用語として定着しているもの、あるいは慣用的に広く使われているものを優先採用した。

●まだ定まった用語のないものも少なくない。これらについては筆者等が適宜に名付けた創作用語を用いてある

  例  源氏織  擬音洒落

●見出し語に漢字を含む場合は、その下に現代仮名遣いの読みを示した。

  例  尻取り鎖 しりとりぐさり  阿呆陀羅経 あほだらきょう

文芸遊戯上注目すべき書冊や特定作品がある。それらの内容を紹介するために、出典名または作品名(ともに通称)を「 」または『 』で括り遊戯項目扱いとした。

  例  無同字歌集「つの文字」 『謎の本』

●見出し項目のうち、同一名称の下に、時代区分など展開上の弁別にすぎないものはシリーズ的扱いとした。この類は、まず共通する見出し項目を掲げ、その下に各展開別を〔 〕で括って示した。

  例  いろは折句〔道歌〕 いろは折句〔禁酒垂訓歌〕 いろは折句〔七音句詠〕

解説文について

⑴ 解説文は各項の語義、由来、来歴などを述べたもので、平明な文章を心がけた。

⑵ 原則として常用漢字での記述とし、必要な場合は漢字に振り仮名をつけた。

⑶ 和年号のあとには原則として( )内に漢数字で西暦年号を記した。人物紹介の場合も、原則として(生年~没年)を漢数字による西暦年で記した。

⑷ 見出し項目と同義、類義の別称がある場合、通用上重要と思えるものは〈 〉で示し、別途に立項(見出しのみ)した。さして重要でないものは「 」で示した。

⑸ 見出し項目中、とくにシリーズ体の場合、あえて解説する必要のないものについては解説を省いた。

用例について

⑴ 用例は【例】の記号を頭に示した。

⑵ 当該項目の内容を実作により理解する助けとするため、適切な用例を出来るだけ多く集めた。したがって、資料集としての活用も図れる。

⑶ 用例は主として古典あるいは近代までの典籍から引用した。その理由は「刊行にあたって」で述べたとおり、著作権法の抵触を避けるためである。

⑷ 用例の材料が乏しい場合、あるいは引用多様化の利便のために、筆者自身の作品を加え補った。これらはすべて荻生作で示してある。

⑸ 用例途中で筆者の解説が付いたものは、用例作者の文との混同を避けるため、とくに荻生筆と明示した。

⑹ 用例の典拠は出来うる範囲で明示につとめた。

⑺ 用例見出し中「新狂歌」とあるのは、荻生が今様に仕立てて詠んだ自作の呼称である。

●多項目主義編成のため、用例等に一部重複がある。

参考資料について 

⑴ 参考資料には頭に《参考》を付けた。資料が複数掲出の場合は《参考1》《参考2》のように示した。

⑵ 参考資料は項目の検証などのさい、文字通り参考にしてもらうためのものである。項目によって、これを付帯していないものもある。

⑶ これも古典からの引用が多い。理由は用例の場合と同様である。

表記と記号など

(くろまる) ……用例の見出し。

(しろぎゃくさんかく) ……用例が複数あるとき、●に含まれる。

(アステリスク)……引用文と紛らわしく区別する必要のある場合に、それが筆者による注解であることを、この記号で示した。

è(ふとやじるし)……関連事項参照。

(ストローク)……原作における改行であることを示す。

 なお本書ではスペース節約のため、引用作品および参考資料は原則として詰書きにしてある。

(音符)……以下の文章が歌詞であることを示す。引用では原則として第一節のみを掲出した。

&……出典マーク。

典拠について

⑴ 出典名……出典名だけで著者名などを付けてない引用作品は次のいずれかである。

  別途「参考文献」に表示ずみのもの。

  『古事記』や『広辞苑』などのように編著者、版元が周知のもの。

⑵ 出典名なし……伝承性が高くあえて出典を明示する必要のないもの。あるいは再引用に伴う出典未詳の作品についても出典名を掲げてない。

⑶ 「伝承」の意味……巷間に広く伝えられ、かつ多くの文献に引用が見られる作品は「伝承」とのみ記した。

●図表の場合は、原則として出典を挿画ごとに明示した。

 

この作品の原本は縦組み構成です。これを電書化のため横組みに変換したため、一部にフォント等の文字化けやレイアウト崩れが生じています。ご了承ください。

 

コンテンツ目録  各章のご案内(目次ではありません)

 

言葉遊び  

 

言葉遊びの貴公子。王朝文学の粋を今に伝え三十一文字の奥行きが深い

1 折句系    42項目 

 

折句の洋名。明治以降に「折句」から名を変え、現代も挑戦するファンが多い

2 アクロスティック系    14項目   

 

言葉遊びの入門に適す。広くは歌俳など定型詩もこれの仲間である

3 音数遊び系    13項目   

 

「いろは歌」を代表とする、同じ文字無き歌のレトロ風展開が妙味を呼ぶ

4 無同字歌系    13項目   

 

元句のつづり替えで七変化の展開が楽しめる。日本名はまだ付けられてない

5 アナグラム系    14項目   

 

言葉の綾取りが楽しみ。軽妙なリズム感がファンを増やしたが遊びの底は浅い

6 尻取り系    17項目   

 

「洒落」の前身。文句の言いかけに妙味を発揮、地口や洒落を生んだ母体

7 秀句系    30項目   

 

江戸時代に大輪を咲かせた粋な言葉の仇花。今も言葉遊びの中心的な存在として

8 洒落系    50項目

     

 

歴史ある言葉遊びではあるが、近年はマンネリ化して人気が停滞気味にある

9 謎なぞ系    50項目   

 

本来の物事に似せて連想を展開する「まがい」の面白さ楽しさがいっぱい

10 譬え系    28項目   

 

発想を核に想念を結ばせながら言の葉を次からつぎへと綾織りなしていく

11 連想遊び系    41項目

 

即興仕立の面白味は諸遊戯の中でも抜きん出る。今、一段と多様化し人気が集中

12 捩りとパロディ系    21項目

 

口唱を楽しむ遊びだが花盛りは過ぎた。新規創作の妙味も今一つで、今後は?

13 早口系    22項目

 

現代、創作での人気筋。難解で挑戦者が多いものの作品は無理不自然が目立つ

14 回文系    11項目

 

漢字中心にゲーム性の高い遊戯。表記頼りで底は浅いが入門しやすさが魅力

15 文字遊び系    26項目

 

理屈抜きに楽しめ意外性にも富んだ遊び。ロジカルな数学ゲームとは別ものだ

16 数と計算の遊び系    16項目

 

名付け分野を多彩に遊戯化、実用性も高く今では人気のイチオシになっている

17 命名遊び系    24項目

 

特殊な世界に生きる言葉たちはは個性派。言葉遊びにも万華鏡の彩りを添えて

18 遊戯詞系    76項目

 

マルチコミュニケーションの中核、情報の分野での多彩な遊戯性を幅広く探る

19 情報遊戯系    53項目

 

わらべ遊びから物売り声まで口伝えの文化あれこれをひも解く楽しみ

20 口唱伝承系    18項目

 

寄席や大道を舞台に口達者らが集い、声色よろしく大衆文化の大輪を咲かせる

21 口演芸系    28項目

 

失笑保証付きの社会戯評を軸に、面白おかしい世渡り弄辞あれこれを開陳

22 処世笑殺系    52項目

 

古典から現代まで、文学・文芸が展開した言葉遊びの華麗な世界へ、どうぞ

23 文芸遊戯系    70項目

 

昔は川柳と並び大衆文芸の一角を成す人気筋の短型詩群、今その面影は薄いが…

24 雑俳遊戯系    42項目

 

唄は世につれ、世は唄につれ。骨董唄共が騒がしいこの章は歌謡詞の我楽多市

25 歌謡詞遊戯系    65項目

 

時代を、人を元気にする

26 艶笑遊び系    70項目

 

            以上合計  26系統   906項目

 

 北野天神縁起絵巻〔承久本〕言霊の不可思議輪廻を暗示する戯画とも解釈できる

 

 

総目次 

 

目次の数字は本書ブラウザー上のノンブルなので無視してください。

 

「言葉遊び」とは 15

 

1 折句系 総論  6

いろは折句 狂歌 10

  〃   鎖連歌 10

  〃   七音句詠 11

  〃   七五連歌 12

  〃   短歌 12

  〃   道歌 13

    〃   都々逸 14

  〃   二十六字歌 15

  〃   俳諧 15

いろは冠飾り 16

いろは歌留多 17

いろは借字 18

折句 19

折句 冠連ね 19

折句判詞20

折句文 20

折込22

数取り狂歌23

数取り短歌 23

歌仙貝尽し25

郷土かるた 26

沓冠折句 27

碁盤歌 28

借辞 30

 〃  狂歌31

〃  俳諧 32

〃  和歌 32

 借名遊び 34

  双六盤歌 34

人名歌 36

風流折句 37

本歌取り 狂歌38

〃   連ね 39

〃   沓冠 41

毎句冠折句42

毎句沓折句 43

毎句沓冠折句 44

物名歌45

物名狂歌 48

文句取り48

八重襷 49

木綿襷 51

 

2 アクロスティック系 総論 54

あいうえお冠詞55

アクロスティック 56

アクロスティック暗号 57

アクロスティック英語 57

アクロス文句取り 59

アクロニム60

網目襷61

隠し言葉 61

数え詞 62

数え成句 62

源氏織62

五十音の詩 63

七曜詩65

接辞遊び 65

名前うた65

 

3 音数遊び系 総論 67

数え唱え 68

教訓歌68

クリスクロス 69

クロスワードパズル 69

言葉の魔方陣 70

七五連詞 71

七五調詞章72

図形詩73

ダブレット 74

積み上げ言葉75

詰字解き 76

魔方陣76

四字変成語77

 

4 無同字歌系 総論 78

あめつち 79

あめつち歌79

いろは歌 80

  〃   現代作品 83

いろは新字83

同じ文字なき短歌 85

国音の歌85

千字文 86

大為尓伊天 86

日文の歌 87

無同字歌種々87

無同字歌集『つの文字』 88

無同字川柳 89

 

5 アナグラム系 総論 90

  アナグラム91

アナグラム 暗号 91

  〃   戯句 92

  〃   人名92

一句両吟 93

一首十体歌93

句読点違え 95

語句入替え 95

天狗俳諧96

倒言 97

倒語98

パングラム99

弁慶仮名99

へんてこ読み100

 

6 尻取り系 総論102

跡付 104

大祓の詞104

終りのない歌 106

口合段々107

源氏文字鎖 108

地口尻取り 109

尻取り狂句109

尻取り鎖110

尻取り文句110

節会文字草112

付廻し113

果てなし話 113

ひの字114

火廻し114

都路 116

文字鎖117

連珠吟118

 

7 秀句系 総論119

穿ち121

嘘遊び121

絵馬詞123

縁語 125

縁語付125

烏滸の沙汰 126

おどけ129

掛詞 130

かすり131

かすり咄 132

きいたふう133

興言133

興言利口134

口合 135

こせ言137

地口 137

字口行灯141

秀句言い141

秀句 雑載 142

秀句咄144

空言 144

茶利146

でっちあげ147

当話 150

頓作151

はったり152

ふわとのる 152

法螺153

法螺歌154

万八 155

与太話156

利口157

 

8 洒落系 総論 158

揚げ足取り161

当てこすり161

絵口合161

絵地口162

落ち164

落とし話164

覚え和歌165

買い言葉165

隠詞165

掛け合い166

掛け合い問答167

肩すかし167

軽口169

〃  将棋指170

〃 謎解き171

  博打 171

軽口咄 172

金言引き174 

豪勢揃え 174

語呂 175

語呂合せ175

  〃   英単覚え 177

  〃   漢字覚え178

  〃   記憶法178

  〃   数字覚え179

地口行灯180

地口落181

しっぺ返し183

死絵 183

洒落絵184

洒落小唄185

洒落言葉185

  〃   江戸時代 187

  〃   近代 188

  〃   現代188

洒落のめし189

重言189

舌芸192

宝合192

駄洒落 194

駄洒落のめし195

名化け196

へらず口197

帆書き198

まぜっかえし 198

無駄口 199

無駄言葉199

弄辞200

 

9 謎なぞ系 総論201

 葦手絵204

当嵌め暗号204

以心伝心205

隠句205

隠語206

うっちゃり謎207

絵付き謎なぞ208

艶笑謎なぞ208

小野篁の難問解き209

火炎文210

考え物 210

   問答 212

聞はつり 213

後奈良院御撰何曾213

鞘絵214

三段なぞ 214

質問攻め216

競合い問答 217

禅問答 217

継句218

尽し絵219

同音謎219

同字一色220

謎歌220

謎掛け唄222

謎詰 223

謎解き坊主 224

謎なぞ語り225

謎なぞ 近代 226

 〃   口切り文句 227

 〃   現代227

〃  伝承 228

 〃   賦物仕立 229

 〃  落穂拾い 230

なぞなぞ集232

謎乃本 232

二段なぞ 232

挟詞233

判じ絵文234

判じ物 235

判読考物 237

一口ばなし237

一口問答237

福引 238

伏字解き240

枕隠句 241

無理問答241

目付字242

文字列謎242

野馬台詩243

 

10 譬え系 総論244

 「比喩」の文彩技法246

  猫を材にした用例①直の喩え246

  猫を材にした用例②暗示の喩え247

  猫を材にした用例③結び付けの喩え247

  猫を材にした用例④類推の喩え248

  猫を材にした用例⑤仮託の喩え249

  猫を材にした用例⑥活写の喩え249

  猫を材にした用例⑦大げさな喩え250

  猫を材にした用例⑧乱れの喩え251

  猫を材にした用例⑨シンボル251

  暗示引用252

  影絵253

 擬人化253

 偽物化255

 譬え 歌謡256

 〃 狂句257

 〃 俳諧25 譬え歌257

譬え比べ258

譬え言259

似て非尽し260

見立261

見立違い263

見立番付264

『迷処邪正按内拾穂抄』265

擬き265

よそえ言267

 

11 連想遊び系 総論 269

遊び絵271

あべこべ271

イメージ写生272

婉曲表現 274

回帰連想275

キャプション付け 275

クライマックス276

こじつけ276

こじつけ辿り277

言葉仕合 278

さもありなん280

品定め 280

諸国振り 280

畳み継ぎ280

段々話 281

断定遊戯 281

チグハグ 282

散らし文 283

対句彩284

定義付285

定義付 岡目八目286

デンデン 286

遠回し 287

年延え 288

突飛並べ 288

取合せ289

執り成し290

名化け 291

名寄せ 291

二者択一 292

女房詞293

ピンキリ比べ294

無駄合せ294

物事尽し 295

   〃  慣用句298

    〃  古典 298

   〃  近代・現代作品 299

ものは付300

ものはなし302

由来付 303

寄せ言葉304

 

12 捩りとパロディ系 総論30

一字違いで大違い 308

鸚鵡返し 309

仮名遣い言葉 310

擬音洒落 311

聞き違え312

偽経文 313

偽作 313

吃音遊び 314

広告擬き315

澄むと濁る317

てにをは抜き 319

鳥鳴擬き319

パロディ 320

百人一首捩り 321

名景擬き323

捩り 謡取り 324

  狂歌 325

〃 ことわざ326

  詞章 326

  成句 327

  都々逸327

〃 ポップ 328

 

13 早口系 総論 329

ういろう売 330

口遊 332

繰り言334

こんきょう寺 334

舌捩り335

畳句 336

畳語歌 336

畳語狂歌 337

畳語文句 338

早歌 340

駄語並べ341

道歌七度返し342

鳴鳥歌 342

「鼻下長物語」の舌捩り343

早口 句章343

   俗謡344 

  詰め歌345

  童唄346

 早物語 348

  「法性寺入道」の舌捩り 349

 リフレイン349

りん付350

ん廻し351

 

14 回文系 総論352

乙田回文 353

回文歌 354

回文 狂歌 355

  語と名 356

 雑俳 357

 長文 358

 俳諧358

 文句 359

〃 連歌 360

 ローマ字360

廻文題 川柳360

 

15 文字遊び系 総論362

異読遊び363

仮名の怪 364

仮名見立367

缼欠文字 367

漢字遊び367

漢字覚え歌368

擬音文字369

記号遊び369

戯書 370

言誤遊戯 370

字工装パズル 371

字詰 372

字謎 372

集合文字 374

粋詞374

創作当て字 375

創作漢字376

坼字 378

頓字当て 379

似せ字380

似た字区別 380

筆跡380

一筆描き  381

振り仮名遊び381

文字遊び 雑載 382

文字絵385

 

16 数と計算の遊び系 総論 387

数取り語呂388

数取り頓知短歌 391

数取り文句391

数の符丁392

数え歌 近代392

漢字算法 394

勘定俳諧 395

小町算395

算学遊戯題 396

算術謎なぞ 397

助数詞遊び 397

数字の考え物 398

数字のトリック話 398

大数遊び 399

名数遊び 400

和算和歌400

 

17 命名遊び系 総論402

悪名付け405

渾名405

当て字名 406

異名遊び 406

 異類異名尽 407

 擬物人名 408

戯作の外題409

源氏名409

酒の異名409

山号寺称遊び412

誌名種々412

書名三昧 413

人名擬き 414

西洋人当て字名 415

俗称・異名 酔っ払い 416

俗称・異名 遊女416

長名 416

珍名奇名 418

ネーミング 419

流行名 420

筆名 420

ふざける名 422

普通名詞的人名 423

彫名 423

命名遊び 雑載 424

18 遊戯詞系 総論 428

合言葉430

曖昧言葉431

遊ばせ言葉432

綾取り言葉 432

言い訳433

嫌味言い433

入間詞 433

入子言葉 434

色言葉 434

浮世詞 435

謳い文句 435

歌詞 436

裏言葉 436

絵詞436

江戸語 437

縁起言葉 438

貶め言葉 438

おどし文句438 

踊り言葉 439

回帰詞 439

買い言葉440

嬶詞440

搔き文句 441

かざし詞441

重ね詞 441

数取り詞章 442

かまど詞 443

からだ言葉 444

願掛け詞 444

キーワード 445

擬態語446

極り文句446

逆差別用語446

国訛り遊び 447

口説き文句449

繰言449

黄金の言葉 449

国籍不明語 449

ざあます言葉450

逆さ言葉450

遊里詞 451

七の字詞 453

招福詞 454

女学生言葉 455

深情妙語 456

親族卑称 457

酔言 457

誓言 458

創作言葉 458

太鼓持詞 459

辰巳言葉 459

詰め詞460

東京語460

床言葉461

とぼけ言葉461

逃げ口上 462

端折り言葉463

弾み詞 463

聖言葉464

符丁 464

仏語465

変成語 466

ぼかし言葉466

矛盾言葉467

名文句 467

もさ詞469

モダン語469

厄払い詞470

休め言葉471

奴詞471

やまとことば473

遊里通言474

余計言葉474

夜言葉 474

レディランゲージ474

 

19 情報遊戯系 総論 476

暗号メッセージ478

映画キャッチの遊び 478

絵看板 480

絵暦 480

エピソード482

数尽し482

片岡節 483

家庭歌 484 

瓦版の遊び485

奇談487

キャッチの遊び 488

檄文489

懸想文の遊び490

ご意見有用492

公開艶書 493

広告遊戯494

腰巻文 494

コラム小品495

定書 496

色紙496

字号表 497

自己紹介497

辞世諷詠 498

知ったか遊び501

書簡の遊び 501

新語遊び502

スローガンの遊び503

宣誓文503

センチメンタル・メッセージ 504

タイムスリップ505

駄賃付 506

立札文言507

たなぼた話508

珍説開陳 508

伝言板メッセージ510

トイレット文学 510

ナンセンスコピー 511

番付 512

引札擬き513

吹出し 514

符丁の遊び 515

ペンキ語 517

ポスターの遊び518

無題ごっこ520

メッセージの遊び 520

モア・スペリング 521

予言遊び521

与太記事523

らくがき 525

落首の遊び 525

落書の遊び527

ラブレター529

流行語の遊び529

 

20 口唱伝承系 総論 533 

悪態つき534

ありがとうさん535

忌詞535

絵描き歌536

詭弁537

口舌537

紅気炎 538

仕事掛け声539

呪文540

捨てぜりふ542

立口上543

独言遊び 544

唱え詞 545

ぼやき 546

呪い歌547

物売り声549

 

21 口演芸系 総論 552 

阿呆陀羅経553

一分線香咄 555

歌祭文556

江戸小咄 557

応珍問答558

御告げ559

掛合 560

活弁の前説 562

狂言の科白563

講釈564

口上565

口上 東西屋565

〃 露天商566

口上茶番 568

猿廻しの唄 570

仕舞文句571

すててこ571

啖呵売572

ちょぼくれ 575

ちょんがれ節 576

トニーングリッシュ577

俄狂言 578

漫談 579

三河万歳580

見世物口上581

呼込み詞 584

落語のオチ 585

浪曲の語調 587

 

22 処世笑殺系 総論 590

アイロニー592

因果応報592

嘘ぴょん593

英和迷訳 593

絵解き漫文593

面白日本語594

戯評句 596

警句遊び597

御意見番599

誤解遊び600

殺し文句 601

三嘆狂歌 603

時世諷詠604

証言遊び 604

ジョーク 605

笑殺キーワード606

冗談コント609

ショッキング・フレーズ 610

新題戯詠611

人物戯評 611

宣言遊び 612

茶化し614

珍疑応答 617

渡世逆諺 618

頓珍漢619 

ないない尽し 620

似顔絵 621

憎まれ文句622

二条河原落書 622

八熊ごっこ623

尾籠オチ623

ピンキリ比べ624

風刺画 624

ブラックユーモア625

ベタ褒め遊び625

へなぶり 626

屁理屈遊び627

ボディウィット629

ポップワード629

ポンチ絵630

負け惜しみ631

団珍文化632

目には目633

モウエー語633

遺言遊び634

落首 連歌634

らしからず635

理由づけ635

冷笑635

老爺心636

和英迷訳636

笑い話 637

 

23 文芸遊戯系 総論 638

異風歌640

 〃  根本歌641

 〃 字余り歌 642

 〃 字足らず唄643

 〃 序歌 643

  〃 女装歌644

 〃 無心所著歌644

 〃 無濁音歌646

 〃 用外詞歌 646

歌合の遊び 647

歌歌留多649

御伽草子の遊び650

街歌651

歌舞伎の科白652

歌文654

漢語爛漫 655

漢詩迷訳 657

紀行の遊び657

  660

偽書 660

狂歌661

狂歌 三嘆詠662

狂歌 題詠662

狂歌文664

狂詩665

狂文666

形容並べ 669

戯文 670

古文擬き671

故事譚 671

滑稽短歌 673

滑稽道歌673

滑稽俳句674

滑稽本676

狐狸譚 677

西鶴の節用文学 680

 讃681

  酒戦記 681

情痴の連歌 688

浄瑠璃文688

随筆の遊び691

絶句の風流694

川柳694

 〃 穿ち 696

  御当地句697

俗文697

大団遊698 

付合698

でたらめ詩699

日記の遊び700

ネオ・ジャパニーズ702

俳画703

俳諧の連歌703

俳文707

履付ヘナぶり709

美文調709

百物語710

風土記の遊文711

文学碑漫歩712

文体模写712

ぼかし714

漫文714

道行716

問答歌717

謡曲の重ネ718

柳句画解720

緑雨の新体詩見本720

連句721

和讃722

 

24 雑俳遊戯系723

 〃 伊勢冠句 724

〃 一字えぼし724

〃 一字題725

〃 一時挟み725

〃 一句両吟726

〃 謡付726

〃 小倉付726

〃 笠付727

〃 笠付段々727

〃 歌仙付728

〃 金欲し付合728

〃 冠付729

〃 狂俳冠句729

〃 沓冠付729

〃 沓付729

〃 車付730

〃 源氏付730

〃 五文字730

〃 折句730

〃 折句題731

〃 謎句733

〃 謎付733

〃 地口付734

〃 下句付734

〃 字捩り736

〃 洒落付737

〃 十四文字737

〃 十四文字折句738

〃 上下据字739

〃 上下付739

〃 浄瑠璃付739

〃 据字739

〃 立入740

〃 九十九折740

〃 天地740

〃 二字入741

〃 本捩り741

〃 前句付741

〃 三笠付743

〃 迷俳744

〃 連々呼744

〃 割句744

 

25 歌謡詞遊戯系 総論 745 

飴屋唄748

江戸長唄749

演歌752

大津絵節 江戸時代753

  〃  明治時代755

折込唄757

替え歌759

数え歌 近代760

 〃  現代761

花柳唄761

軽口唄762

瓦版唄763

記紀歌謡764

きわもの765

近代流行歌766

くずし唄767

口説節767

小唄769

 〃  発祥縁歌769

 〃  江戸小唄771

〃  近代小唄772

滑稽替え773

言葉遊び唄77

事寄せ唄776

さのさ節776

戯れ唄778

騒ぎ唄778

山家鳥虫歌780

賛酒唄780

時花781

東雲節781

社会戯評歌782

借曲詞784

借辞 歌謡詞785

 〃 都々逸785

畳語歌詞785

尻取り 歌詞786

 〃  俗謡786

 〃  里謡787

 〃  童唄788

ジンジロゲ789

信心唄789

新内節790

宣伝歌792

壮士節793

尽し795

唐人唄796

都々逸797

都々逸 時事吟799

嘆き節799

鳥追唄800

謎解き唄801

なぞり替え802

名寄 歌謡803

倣い唄804

ハイカラ節806

幕末戯れ唄807

囃子詞807

流行唄 近代809

ひやかし唄809

風刺唄810

風流唄810

吹寄唄811

本歌取り唄812

見立唄8128

読売唄813

 

26 艶笑遊び系 総論 815 

朝帰りの唄817

あな面白818

意味深の唄818

紅灯風俗艶冶筆819

唄本唄820

エロ落ち821

エログロ822

艶笑狂歌822

艶笑譚823

艶笑民話823

お座敷唄824

漁色の文825

くじ取り827

口説き文句827

熊野比丘尼827

組絵828

久米の仙人828

雲隠し829

廓唄829

廓詞830

閨房訓830

下種唄831

広開女院831

公合日記832

好色833

極楽浄土834

酒魔羅湯ぼぼ834

三九郎835

地獄836

四十八手836

女陰異名雑載837

娼況838

女郎文838

深情妙語839

性教育840

性典841

閑話休題841

太鼓持唄842

太鼓持詞842

男根異名雑載843

男根の品定め843

男郎屋843

ちょぼくれ844

出歯亀845

女護島845

濡れ唄846

847

はこやのひめごと847

発禁本849

花電車850

バレ唄850

バレ句851

バレどど854

バレ句 自家版854

ひやかし唄855

深川節856

ヨサホイ節857

吉原小唄858

吉原風俗唄859

恋慕の唄860

猥歌861

ワ印里謡862

猥笑譚863

童唄の淫詞864

 

出典および参考文献866