おぎぶん e-book 01

 

  

酒大学林

                  

        荻生待也編著   

全国津々浦々の飲んべえさん、

ことに日本酒の酒蔵関係の皆さん、
酒造りのスペシャリスト集団、貴蔵に

酒文化のゼネラリスト、荻生待也が

コラボレートしたとき

商売ご繁升のパワーがみなぎります!

 

酒の事典の最高峰をめざした『酒大学林』


日本の酒のことなら『酒大学林』で決まり!

 

 『酒大学林』

 

あなたの酒的財産を吟醸します。

 

内容見本パンフレット表紙

 

酒大学林 プラウザ上の仕様

 

題名●酒大学林

編著者●荻生待也

製作者●おぎぶん工房  

製作番号●おぎぶん01

制作年月●201611月 三次更新

カテゴリー●酒類>酒学・日本酒文化(用語)

コンテンツの5大構成●本編(酒文化用語) +資料編(レファレンス)+酒文化年表 +酒籍簿+全国の蔵元 リスト

本編の柱構成●本編>12部>134

資料編の柱構成●資料>本資料600項+補遺100

酒文化年表の構成●古代から現代まで時系列で時代区分ごとに記述

本編各章の構成●章見出し→前書き→項目見出し→ひらがなよみ→本文説明→引例文→関連資料番号→関 連図表(説明文付き) 以上を原則構成とする。

本文の基本設定●A4判横書き、MSゴシック体10.5(見出し12) 20字×36行×2段/1ページ

収載項目数●約7800(索引記載用語数延べ約9000)

本編の挿入画像数●約980(原則、説明文付き)

電子仕様●原稿はWINDOWS 7 Word2010で製作

ボリューム●延べ1932ページ、サイズ約257MB

 

1.はじめに

 

 本コンテンツ『酒大学林』は、数ある酒言葉を入口に酒類の広大な文化圏を訪れるための宝典である。一口に酒文化というが、その想像を超える間口の広さ、奥行きの深さを存分に探求していただけよう。

 

 酒文化は、私たちの飲酒生活に常に深くかかわり、物心両面にわたって形づくられた文明様式の成果である。その範囲は酒造技術から酒道、あるいは文芸表現へと、多様な領域に至っている。

 

 蔵人たちの苦労と技術、時間の重みを経て名酒が生れるように、愛酒の徒も一朝一夕には誕生しない。酒学の一端なりを学び、多くの酒壜とめぐりあい、飲む酒の個性を()り、悲喜こもごもの酔いの洗礼を受け、やっといっぱしの酒飲みになれる。だが、それだけでは単なる酒徒でしかない。酒の存在が醸し開花させた酒文化を、ぜひとも身上に取り込みたいものだ。左党が酒文化の魅力にひかれ、かたわらの酒をいつくしむ心情に到ったとき、彼ははじめて愛酒家たりうるのだ。本コンテンツを刊行するねらいもそこにある。

 

 巷間に散在する膨大な数の酒言葉や知識を整理し、その成果を通して、上戸の方々が愛酒精神が目覚めたら、と願う。そのためにも大学レベルの質の高い情報を提供しつつ酒文化のアカデミアを構築することを願い『酒大学林』と名付けた。

愛酒家が一人でも多く増えるよう、柱焼酎の役割を果たせれば幸いである。

 

*この『酒大学林 ウェブ版』コンテンツは書籍『日本の酒文化総合辞典』(荻生待也編著、柏書房・2005年刊)を増補改訂の上、CD-ROM版に仕立てたものです。できるだけ最新内容に更改し、資料を追補するなどした結果、旧書に比べ四割程度ボリュームアップしました。

 

*文章・画像の多くを図書館資料あるいはWEBサイト等から引用させていただきました。ことに著作権保護の対象作品に関しては、本来なら折り目正しく引用のお許しをいただくのか筋ですが、何分にも膨大な件数に達しております。情報開示時代にかんがみ、事前のお断りなく引用いたしましたことをご寛許いただければ幸いです。

 併せて関係者の皆様にお礼申し上げます。

  

 

『酒大学林』の七大特色

 

1. わが国初の個性派総合辞典

『酒大学林』の主柱である「日本の酒文化辞典〔本編〕」は、酒用語を見出しに掲げ、その語の用例を通して酒文化や酒学に迫る方式を採っている。同時に、和酒およびビールの知識が整理された形で把握できるように工夫してある。

現在わが国において、本コンテンツに比肩する辞典は他に存在しない。あえて挙げるなら一書だけ、『和漢酒文献類聚』(石橋四郎編、西文社・昭和一一年刊)が存在するが、用語の数と範囲、語釈、現時代性、付帯関係資料などの点において、本コンテンツとは比較にならないことを付け加えておく。

 

2.「日本の酒文化辞典〔本編〕」は圧巻の七八〇〇

〔本編〕では、酒文化用語の一つ一つについてその意味と用例を明らかにするため多項目主義を採っている。すなわち多項目掲出方式の採用で、膨大な用語の検索が容易になるなど用語辞典としての機能を最大限に生かした。

索引収載語数約七八〇〇、用語と語例の豊かさは空前と自負。一般の国語辞書には載っていない酒言葉や裏言葉、業界用語等も多数含まれている。読者が初めて知るような言葉も少なくないはずだ。ことに作家や執筆者にとって酒文化語彙の豊富さは、座右の所として活用していただけるはずである。古今東西の専門用語はもとより、現代の技術用語、文化用語、流通用語、法制用語、これに同音異義語、異名・類称の類、さらには横文字やカタカナ言葉などを包括してある。

 

3. 酒文化圏を12部>134章に体系化 

〔本編〕すべての見出し語は12グループの「部」を立て、各部計134にわたる「章」を設けてある。章立ても偏りのないように全面的に配慮を加え整理。これによりおびただしい数の酒言葉が、かなり論理的に体系化した形で集成できた。したがって、主題に応じた検索が格段にしやすくなった。

 

4. 酒文化史料も兼ねる〔資史料編〕

〔資史料編〕では、その前説にも述べてあるように、酒文化の資料として有益かつ豊富な材料を選んで載せた。これはそのまま和酒資史料の宝典にもなりうるものである。

 これらのなかには「本編」と共用しうる酒言葉をいくつか含んだ条もある。この場合は当該見出し語それぞれに代表的なものの整理番号を付け検索の要に答えてある。

 

5. 酒文化もたどれる〔日本の酒総合年表編〕

〔日本の酒総合年表編〕は、日本の酒文化の歴程を通し『酒大学林』の一翼を担う。ちなみに酒文化の分野をも含め、これだけ詳細な和酒年表は他に例を見ることがない。この年表を一読することで、日本の酒文化の足跡が手に取るように把握できよう。

 

6. 情報検索しやすい四位一体構成

〔本編〕による知識体系、〔資史料編〕による酒学的形質、〔年表〕による文化史歴程、〔酒の唄編〕における聴取の楽しみの四部門を効果的に相互活用することで、日本の酒とその文化圏の探索がより多彩で容易になろう。

  単に見出し語だけでなく、部建て、章建ての酒文化構成系列・語群の全体像を把握したいときð「本編」またはその目次

  酒文化のミニ図書館として収載資史料を閲覧し使用したいときð「資料編」またはその内容一覧/索引ð「本編」ð「資料編」

  酒文化等の編年史料として利用したいときð「年表」/年表中の不明語の検索も、右②の方法でアプローチできる。

  酒の唄をくð酒にかかわる歌謡並びに歌詞を豊富に収載。しかも歌謡ジャンルごとにYOU TUBEマーク下をクリックするとただちにハイパーリンク先原曲が聴ける。

 以上の作業を随時積み重ねることにより、周辺知識を固めていくことが可能である。

 

7. 日本の酒銘柄を名寄せで整理〔酒籍簿編〕

〔酒籍簿編〕が登場。オールジャパン酒銘五十音名寄せとの副題を掲げたように、日本酒をはじめ焼酎、泡盛、特区どぶろく それぞれの酒銘をほぼ網羅し五十音順に名寄せ配列した。これはわが国初めての試みである。くわしくは「酒籍簿編」前説を参照されたい。あわせて関連性の深い〔蔵元名簿編〕を収載し、総合辞典としての使い勝手を向上させ、さらに信頼性をも高めてある。

 

 

『酒大学林』ご利用のしおり

 

集成の範囲は和酒が中心

まず「和酒」とは、日本で生れ国民になじんできた酒類の総称である(☞《和酒》)。これに明治開化期いらい準国酒として愛飲されているビールが加わる。本コンテンツで主題に取上げた「酒」は、おおむねこの範囲にとどめた。

編集の基本は「日本の酒文化すべてを集成」という編集方針を貫いて完成させた。また全般に、消費者視点での論述で構成してある。

見出し語の範囲

 本編掲出の見出し語については、酒言葉を軸として次の3点を適用してある。

  酒言葉にとどまらず、縁辺概念を表す語句 〔例〕酒を看板とする店/夫婦三土器(かわら)

  ②酒言葉ではないが、重要なキーワードとなる言葉 〔例〕僧坊酒の生い立ち/

    酒課税の始まり 

  ことわざとは別の慣用成句

〔例〕酒、人を飲む/林間に酒を温め紅葉を焚く

見出し語には文例を示す

 〔本編〕各見出し語には、原則として、

 ①編者(おぎゆう)による説明文

 ②見出し語に沿った引用文例等 

を付してある。①の説明は必要最低限にとどめ、できるだけ文例の引きによる客観的検証を中心にした。ただし、文例を引かずに「資料編」からの参照(整理番号表示)のみ掲出のものもある。文例のほかにも関連事項等を明記してクレジット性を高めてある。

文学的修辞辞典をも兼用

 見出し語は、いわゆる酒言葉に範囲をとどめず、縁辺語や関連表現(歌言葉、俳諧季語、慣用成句、洒落言葉など)まで多岐にわたっている。これら豊富な語彙から、文学的に利用価値のある適切な表現を検索することができる。職業作家の方たちの新たな戦力となろう。 

 また見出し語の内容などの理解を助けるため、公開図表をできるだけ多く掲げた。画像はネット検索では得がたい古典的資料(図書館資料より収集)を優先採用した。

 主題による検索

酒言葉と酒文化に関して、ある一つの主題から資料を引き出したい場合は、資料に先置いた「資料編の内容一覧」を見て当たりをつける。やや時間を必要とするが、時代に即応した適材が発見できるはずである。

 〔例〕主題「白酒」ð369豊島屋の白酒 

〔例〕主題「黒田節の歌詞」ð74黒田

   節(索引からの検索もできる)

語句による検索

酒言葉や慣用語句それぞれの意味・用法を知りたいとき、巻末「索引」を利用すると便利である。索引語句は本編の見出し語を五十音順に配列したもので該当ページが記してある。見出しにない同義語、同音異義語についても索引に収載。使用中に意味のわからない語句に出会っても、索引(PCプラウザのみ)から引き直せば本文等の説明で理解できよう。 

見出し語と引例文との関係

各見出し語に付帯の引用例文またはè(資料編参照、の意味)の文章は必ずしも一致しているとはかぎらない。見出し語の主題に見合った内容であれば、傍証例として採用したものもある。

見出し語は多項目主義で 

見出し語は受け継ぐ説明文の曖昧さ回避のため、簡明な多項目に細分化して立項してある。これにより語義の透明性ならびに膠着性を見出し項目にリンクさせ、しっかりと確保することができた。

各章の前書について

各章の冒頭に原則として、筆者の随筆風前書を載せた。本文では書けないような問題点や裏話などに触れている。なかには砕けた調子で悪乗りした与太文もあるが、辞典感覚から離れ、落語にいう「枕」のつもりで気軽に読み流していただきたい。

使用した情報について

 本コンテンツ編集に要した出典・参考文献並びにインターネット情報はおびただしいボリュームに達する。外国産酒を除く古今東西の酒文献ならびに酒文化の記述を貪欲に集めた成果と自負している。利用する立場からも、適切で良質な情報・表現の獲得につながることになろう。

 &印のあるものは出典を示す。

 

操作手順はやや複雑な印象を受けますが、使い慣れるにしたがって素早く引けるようになります。本コンテンツの膨大な情報庫を使いこなすためにも、こまめに使って習熟してください。

 

表現と表記について

 

 

 

原典の表記をできるだけ忠実に

 

出典からの引用転載にさいし、表記・用語は支障のない限り原典に忠実であるよう心がけた。古典の読みにくい表記も手を加えないようにしてある。ただし、索引(現代表記による五十音順)ほか全体整合の都合上、次の諸点に調整を図ってある。

  旧漢字は固有名詞も含め新漢字とした。

  変体仮名は平仮名に直した。

  踊り字はできるだけそのまま踏襲した。

  数量表記は、原則として漢数字のつづめ書きとした。例 三六五日、明治三四年。ただし、年表における西暦年のように、和年号と区別するために算用数字で示した場合もある。

  漢文は原則として読み下し文にした。理由は、PC入力だと返点が打てず、さりとて生漢文のままでは読み下しに困難を伴うためである。ただし適用上の都合で、例外も少なくない。

  古典の原文は、極端に読みづらく誤読などの恐れがある場合に限り、原文を損なわない範囲内で適切な漢字仮名混じり文に変えた。

〔例〕てうしかはりしをさいへさし申とてつかはし

ð銚子(てうし)替りしを(さい)へさし申すとて(つかは)

 

この作品の原本は縦組み構成です。これを電書化のため横組みに変換したため、一部にフォント等の文字化けやレイアウト崩れが生じています。ご了承ください。

 

凡例はあえて設けない

一般の辞書類に見られるような凡例や禁則を本コンテンツでは設けない。たとえ表記上の約束事を書き連ねても、個個の条に何かと例外が付きまとい、ルール作りがかえって意図に沿わない混乱を呼ぶ恐れがあるためである。あえて約束事を示すとしたら左記の「記号の略解」にとどめておきたい。

 要は、本コンテンツのように引用文例の多い辞書では、出典の持ち味を生かす以上、臨機応変の表記をとらざるをえない、ということである。

 

記号の略解

《 》……見出し語および同義語でかつ索引収載の語句。

●…………以下は引用例文であることを示す。

     例文中の太字は当該見出し語または縁辺語である。

*…………編者(おぎゆう)の注解など。引用地文と区別するために付した。

☟…………以下に関連する章番号を示す。

è………以下に関連する資料の整理番号を示す。

/…………原則として改行記号。歌詞など引例の行変え区切りにも用いた。

=…………人名などが同一であるもの。

&…………出典を示す。

 

お断り

●本コンテンツはジャンプ機能は各章タイトルまでで、〔本編〕ならびに〔資史料編〕の各見出へは直接リンクできません。御面倒かけますが、必要に応じ手作業で検索してください。

 

 『酒大学林』コンテンツの構成内容

 

前   付 表紙/はじめに/本コンテンツの七大特色/本コンテンツ利用のしおり/表現と表記について/構成体系図(本図)/総目次●縦組み●10ページ●603KB

 

辞典 本編  本コンテンツの中核編。酒言葉、蔵言葉、酒文化用語等を集大成し体系的に分類。全12>134>見出し相互数約7800、索引総語数約8900>画像数約980点は他に例を見ない。●本文は2段縦組、索引(PCプラウザのみ)は4段横組●1281ページ●228MB

 

資史料編 記紀から現代記録まで貴重な文献収載の資料・史料700項を集めた。古典も読みやすいようにフォント化し、日本の酒文化に関する情報の宝庫に。●縦組2(画像なし)●総目録付●364ページ●2.4MB

 

酒の唄編 酒にかかわる多彩な歌謡を歌謡詞掲載。また実際にリンク先歌謡がきけます。

 

YOU TUBEマーク下をCtrlキーを押しながらクリックしてください。

 

 例 YOU TUBE 島津亜矢 ★黒田節 / 鏡五郎(踊り)

 

年表編 日本の酒にかかわる社会史、酒造史、文化史を一本にまとめた全時代史。時代の出来事を丹念に渉猟した簡明多項目主義の内容になっている。●縦組2段●30ページ●104KB

 

酒籍簿編 「オールジャパン酒銘五十音名寄せ」のサブタイトルどおり、 日本酒/焼酎/泡盛/特区どぶろく合わせて約15000銘柄を名寄せでリスト化、わが国初めての登場である。●横組2段●281ページ●1.0MB

 

蔵元名簿編 WEBサイトでコレクトした最新の蔵元名簿(都道府県ごと蔵元名)/郵便番号/所在地/電話番号を五十音順に掲出。●横組1段●65ページ●218KB

 

後   付 出典・参考文献/和年号/尺貫法とメートル法の換算/奥付●縦組・横組混在●28ページ●105KB●総ページ数2060ページ●収載図表980点●総ボリューム240MB

 

 

総目次 ページ番号はこのコンテンツには反映されません。無視してください。 

 

 

 はじめに ……………………………………2 

 

『酒大学林』の七大特色 …………………3

 

『酒大学林』利用のしおり ………………5

 

表現と表記について ………………………7  

 

『酒大学林』構成内容………………………9

 

総目次…………………………………………10

 

本 編 ………………………………………11

 

 本編目次 …………………………………12

 

 *本編目次は「本編」扉ページの次に掲げてあります。

 

 本編(第一部) ………………………………151220

 

資料編 ………………………………………1221

 

 資料編 ご利用のしおり ……………………1222

 

 資料編の構成目録 …………………………1224

 

 資料1600 …………………………………12341507 

 

酒の唄編 …………………………………………15081539

 

年表編〔日本の酒総合年表〕……………………15401565

 

酒籍簿編 …………………………………………15661842

 

蔵元名簿編 ………………………………………18431906

 

出典・参考文献一覧等 ………………………19071932

 

 巻末 和年号西暦年一覧 尺貫法メートル法換算